数ある賃貸物件の設備のなかでも、カウンターキッチンは人気の高い設備です。
ここでは、賃貸物件を検討している方へ向けて、カウンターキッチンのメリット・デメリットと、内見時のポイントについてご紹介します。
賃貸物件に付いているカウンターキッチンとは？
カウンターキッチンとは、ダイニングとキッチンの間に料理などをやり取りする台がついているキッチンです。
その人気の高さから、近年はカウンターキッチン付きの賃貸物件が増加しています。
カウンターキッチンには、大きく分けて「フルオープンタイプ」と「セミオープンタイプ」の2種類があります。
フルオープンタイプとは、調理台の前に壁がないタイプのカウンターキッチンで、ダイニングが見渡せるのが特徴です。
仕切りがないため、開放感を重視している方に人気があります。
セミオープンタイプはキッチンとダイニングの一部が壁で仕切られているため、キッチンの一部が隠れるのが特徴です。
調理台の上に吊戸棚が設置されている場合が多く、収納力に優れています。
賃貸物件にあるカウンターキッチンのメリット・デメリットとは？
カウンターキッチンのメリットは、開放感が生まれることです。
カウンターキッチンから部屋が見渡せて、家族とコミュニケーションが取りやすい点もメリットといえます。
そのため、とくに子育て世帯の人気を集めています。
カウンターから食事を出せて、何度も往復しなくても良い点もメリットでしょう。
一方、キッチンのにおいが部屋に広がりやすい点がデメリットです。
また、来客時にキッチンが丸見えになってしまうため、こまめな掃除が必要です。
賃貸物件の内見時にカウンターキッチンで確認するポイント
メリットの多いカウンターキッチンですが、思わぬ後悔をしないよう、3つのポイントを押さえて内見に臨みましょう。
1つ目の内見ポイントは、居室部分が充分確保されているかどうかです。
床面積が小さい賃貸物件では、カウンターキッチンによって居室部分が狭くなっている可能性があります。
2つ目は、作業台の高さや生活動線です。
キッチンの高さが合っていなかったり、生活動線が確保できなかったりすると、使い勝手が悪くストレスになってしまいます。
3つ目は、キッチンスペースの広さと扉の開く方向です。
内見時は、調理用品や冷蔵庫が置けるかどうか、扉はどのように開くのかなど、暮らしのイメージをしながら確認をしましょう。
まとめ
カウンターキッチン付きの賃貸物件は、調理中でも家族とのコミュニケーションが取りやすく人気があります。
内見するときは、カウンターキッチンがあっても部屋の広さは充分か、使いやすい高さかなどを確認してくださいね。
メリットだけなくデメリットも考慮して、最適な賃貸物件を選びましょう。
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