賃貸物件で気になることのひとつと言えば、騒音でしょう。
「隣の部屋の音が気になる」もしくは「自分の音が迷惑になっていないか心配」と思うと、快適な生活もできなくなってしまいます。
そこで今回は賃貸物件の契約をご検討中の方に向けて、壁の防音対策についてご紹介します。
賃貸物件の防音対策①壁には段ボールも有効!
賃貸物件で発生するトラブルは、騒音が原因の場合もたくさんあります。
ですから、安心して暮らせるように、できる対策はしっかりと実施しておくことがおすすめです。
気になる騒音のひとつは、隣の部屋から聞こえる音ではないでしょうか。
「できるだけ音を消したい」もしくは「自分が出す音が届かないようにしたい」と考えたときは、壁に対策をしてみましょう。
遮音シートや吸音材を使う方法もありますが、なるべくお金をかけたくなければ段ボールがおすすめ。
段ボールを隣の部屋と接する壁に貼るだけで、一定の効果が期待できます。
手軽にできる防音対策として、まず試してみてはいかがでしょうか。
賃貸物件の防音対策②壁の防音工事にかかる費用はどのくらい?
費用はかかりますが、もっとしっかり防音したいと感じたら、防音工事を検討してみましょう。
壁に対しては「吸音材と遮音シートを入れる」工事が有効で、費用は12万~30万円ほどです。
ただし賃貸物件では、自分で勝手に工事を依頼してはいけません。
必ず大家さんの許可をもらってから進めるように心がけましょう。
また、賃貸物件には退去時に「原状回復」する義務があります。
ですから、施した工事の原状回復が必要かどうかについても、事前にしっかりと確認しておきましょう。
賃貸物件の防音対策③壁の防音性には建物の構造も関係する?
防音性の高さを重視する場合は、賃貸物件を選ぶ際に、構造にも注目してみましょう。
建物の構造は、大きく分けて「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」です。
そして一般的には、「鉄筋コンクリート造>鉄骨造>木造」の順で防音性が高いと言われています。
ただし防音性は、構造だけではなく、壁の厚さや断熱材などの施工状況によっても変わります。
また、隣の部屋との間にクローゼットがあるなど、居室が隣接していない間取りを選ぶことも有効です。
ですから、防音性の高い物件を希望するのでしたら、このような点も踏まえながら探すとよいでしょう。
まとめ
賃貸物件では、防音対策をしっかり実施しておくと、安心して暮らせます。
防音工事を検討するときは、必ず大家さんから許可をもらい、退去時の原状回復の必要性についても確認しておきましょう。
また建物の構造や施工状況、間取りなども防音性に関係しますから、それらを踏まえてお部屋探しすることもおすすめです。
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