ユニットバスの賃貸物件は、「トイレと浴室が一体化している物件」と誤解していませんか。
実は、こちらのタイプの浴室は必ずしもトイレと一緒とは限りません。
今回は、ユニットバスの正しい意味、掃除の方法や使い方のコツについて解説していきますので、物件をお探しの方は参考になさってみてください。
賃貸物件のユニットバスとは
ユニットバスとは、あらかじめ工場で製造された天井、床、壁などのパーツを現場で組み立てる浴室であり、タイルを用いたバスルームよりも防水性に優れています。
こちらの製造方法で造られている浴室であれば、浴室・トイレ・洗面所が一体化した3点式の他に、浴室とトイレが別れている2点タイプのものまでユニットバスに含まれます。
賃貸物件のユニットバスの掃除方法とは
浴室はもともと湿気が溜まりやすい場所のうえに、こちらのタイプの浴室は狭い場所に複数の水回りが集中しているために掃除がしづらく、カビが発生しやすいものです。
カビや石鹸カス、湯垢は、酸性の汚れに属しますので、クエン酸や重曹といったアルカリ性タイプの洗浄剤を用いて、浴室の掃除をおこなうと効果的です。
浴槽、床、排水溝に直接重曹を撒き、さらに重曹を散布した箇所にクエン酸を撒いて、少量の水をかけてください。
重曹とクエン酸が反応して発泡しますから、泡が出てくるのが落ち着いたタイミングを見計らって、デッキブラシや歯ブラシで汚れをこすり落として、最後にシャワーで洗い流しましょう。
また浴室の壁の汚れについては、重曹と水を「3対1」の割合でペースト状になるまで混ぜたものを、壁に塗ってラップで覆い、30分間放置して最後にシャワーをかければ完了です。
さらに、ステンレスの蛇口部分に関しては、水200ccを入れたボトルのなかにクエン酸小さじ1杯を入れた液体を蛇口にスプレーして、その上からラップをします。
最後にラップできれいに蛇口を磨いて、水で汚れを流すときれいになります。
賃貸物件のユニットバスの上手な使い方とは
ユニットバスにカーテンが付いている場合には、浴槽にカーテンを入れて入浴するとトイレや洗面所への水はねを防げます。
浴室にカーテンが付いていない場合や、カーテンの汚れが気になる場合には、防カビ加工がされたものを購入して、ご自身で取り付けてみてはいかがでしょう。
ただし、カーテンを設置しても、入浴後はどうしても床が水で濡れてしまいますので、洗面所やトイレを使用することを考えて、通気性に優れたサンダルを用意しておくことをおすすめします。
また、入浴後にスクイージーで床の水切りをしたり、タオルで浴槽を拭く習慣をつけておくと、掃除にかかる時間を短縮できます。
また、換気扇を上手に活用してカビを生やさないように工夫することも必要です。
まとめ
ユニットバス物件とは組み立て式の浴室を示す言葉であり、なかにはトイレと浴室が別れている賃貸物件もあります。
日頃から浴室の使い方を工夫すると掃除も楽になりますので、ぜひ物件を探している方はユニットバスタイプの賃貸物件も含めて検討してみてください。
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