賃貸物件を探していると、オール電化物件という文字を目にすることがあります。
まだ、物件数自体は多くないもののオール電化の賃貸物件が増えつつあります。
今回はそんなオール電化の賃貸物件について、どのようなものかメリット・デメリットとともに見ていきましょう。
オール電化の賃貸物件での暮らしとは
オール電化とは住まいのエネルギーのすべてを電気でまかなう仕組みのことです。
一般的な賃貸物件では電気とガスを利用していることが多いと思いますが、オール電化の賃貸物件ではガスを利用しません。
キッチンを例えに、どのような違いがあるか見てみましょう。
キッチンにはコンロ・照明・給湯器といった設備がありますよね。
一般的なキッチンはコンロにガスを利用し、照明は電気を使っていて、お湯をつくる給湯器はガス給湯器と電気給湯器のどちらも普及しています。
一方のオール電化の賃貸物件では、コンロ・照明・給湯器のすべてが電気を使っていて、使用される機器類も、IHクッキングヒーターや電気温水器・電気給湯器といったものになります。
オール電化の賃貸物件を選ぶメリット
オール電化の賃貸物件のメリットは、3つあります。
1つは安全性が高い点です。
調理をするとき、ガスコンロは火を使うため、不注意な使い方をしていると火災になる恐れがあります。
オール電化であれば調理でも電気を使うので、ガスコンロを利用するよりも火災のリスクは低くなるでしょう。
また、IHクッキングヒーターは金属の鍋に反応して電気で熱くしていく調理機器のため、IHクッキングヒーターを直接触っても火傷しないのもポイントになります。
IHクッキングヒーターはガスコンロとは違って調理面がフラットなので、掃除がしやすく便利なのも魅力です。
さらに、光熱費がお得になるケースがあります。
一般的な賃貸物件ではガスと電気を利用するので、ガスの基本料金と使用料、電気の基本料金と使用料を支払っています。
オール電化にするとガスは使わないので、電気の使用料は増えるもののガスの基本料金を払わなくてもよくなる分、節約できることがあるのです。
オール電化の賃貸物件のデメリットとは
オール電化の賃貸物件のデメリットは、2つあります。
1つは停電すると、水道以外のライフラインがなくなってしまう点です。
ただし、災害時は止まってしまってもガスよりも復旧が早い傾向にあるといわれます。
もうひとつは、ガスに比べると火力が弱い点です。
家庭料理であれば調理に困ることはほとんどありませんが、火力が大切な中華料理をつくるときは物足りなさを感じるかもしれません。
まとめ
オール電化の賃貸物件をご紹介しました。
コンロも給湯器もガスにするとメリットがありますが、どんな方にもメリットになるわけではありません。
電気料金は電力会社によって価格が異なるため、住む地域によってはオール電化にすると光熱費が高くなることもあります。
電気料金がお得になるのかを事前に確認しましょう。
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