賃貸物件の情報を見ていると、フリーレント物件という単語を見かけたことがある方は多いと思います。
賃貸物件の家賃が一定期間無料になる契約形態のことです。
いったいどういう仕組みで成り立っているのか、注意点などはないのかについてお話をしていきます。
フリーレントの賃貸物件はいつから無料？その理由とは？
フリーレントとは、一定期間、家賃が無料になる契約のことです。
一定期間といっても明確な規定があるわけではなく、物件によって期間はまちまちとなっています。
フリーレント物件を提供する目的としては、競争力をつけて借りてもらいやすくするためです。
引っ越しは大きなイベントになるため、頻繁に引っ越しをする方はそうそう多くはありません。
フリーレントで一定期間無料で提供をしてもその後の契約期間（基本的には2年間）は安定した家賃収入が見込めるため、貸主側からしてもメリットがあります。
フリーレント賃貸物件のデメリットとは？違約金について
住む側にとってお得なフリーレント物件ですが、もちろんデメリットも存在します。
契約期間途中での解約には違約金が発生する
フリーレントの賃貸物件は通常の賃貸物件よりも契約条件が厳しいことが多く、契約期間内に解約を申し出た場合、違約金が発生することが多いです。
「短期違約金」という名前で設定されていることが多いため、契約時に説明がない場合であっても契約書をしっかりと確認しこの単語があるかを確認するようにしましょう。
フリーレントの賃貸物件で敷金は発生するの？初期費用は？
フリーレントの賃貸物件で無料になるのはあくまでも家賃部分になります。
フリーレントの賃貸物件でも敷金や仲介手数料は支払う必要があるので、確認しましょう。
仲介手数料
フリーレントの賃貸物件であっても仲介手数料は発生します。
家賃の1か月分が相場になりますが、物件の種類や条件によっては支払わなくても良い場合もあります。
管理費や共益費
管理費や共益費が家賃に含まれている物件もあります。
その他諸経費
火災保険料や鍵の交換費用など諸々の経費が発生します。
諸経費は物件によって変わってくるため、こちらも契約時に確認をするようにしましょう。
まとめ
フリーレントの賃貸物件とはどういったものなのか、いつから無料になるのかについてお話をしました。
借りる側にとってメリットがあるのはもちろんのこと、貸す側にとってもメリットがあるからこそ仕組みとして成立しています。
まだまだ数は少ないですが見つけることができたら賢く活用したいですよね。
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