賃貸物件の家賃は、立地や築年数などいろいろな要因によって変動します。
そこで今回、年収700万円の場合の家賃目安がどれくらいなのか、一人暮らしと家族世帯での生活レベルはどうなのか、手取りはいくらなのかを解説します。
お部屋探しをしている方は記事を参考にしてみてください。
年収700万円の家賃を決める前に手取りを把握しよう
年収700万円による手取り額は、税金や社会保険料などで20%ほど差し引かれ、およそ560万円です。
月々に換算する場合には、ボーナスの有無により変わります。
ボーナスが無い場合は、560万円を12か月で割ると、手取りは46万円ほどとなります。
一方、2回のボーナスがある場合は、560万円÷14か月で計算すると40万円ほどです。
具体的には手元の給料明細を確認し、毎月手取りでどれくらいなのかを把握しましょう。
年収700万円の家賃目安はいくら?
一般的に家賃の適正額は手取り額の3割ほどと言われています。
40〜46万円の手取りの場合、12〜13.8万円が目安となりますが、一人暮らしなのか、家族がいるのかで生活は変わってくるでしょう。
一人暮らしでこの程度の家賃の場合、貯蓄も十分にできるだけの余裕ある生活が可能です。
このため、立地条件や間取りの面など、1ランク上の物件に住むこともできるでしょう。
一方で3人以上の家族の場合は、貯蓄ができず精いっぱいの生活となります。
お子さんが小さいうちはまだ余裕があっても、小学校を過ぎると塾や習いごとなど、徐々に出費が多くなります。
年収700万円の家賃目安からわかる単身と家族の生活レベル
家賃12.9万円、手取り額43万円の一人暮らしの場合、貯蓄が15.8万円できる生活レベルです。
生活費の内訳は食費4万円、水道光熱費1万円、通信費8,000円、交通費1万円、交際費1.3万円、娯楽費1.6万円、医療費7,000円、雑費3.9万円の合計27.2万円となります。
これが3人家族になると貯蓄はできず、2千円の赤字となります。
その内訳は食費7.9万円、水道光熱費2.3万円、通信費1.5万円、交通費2.7万円、交際費1.5万円、娯楽費2.4万円、医療費1.5万円、雑費7.9万円、養育教育費2.6万円の合計43.2万円です。
家族が増えることで、生活レベルは厳しい状況になることもあります。
そのため、単身時代にはなるべく貯蓄をしておきたいところです。
まとめ
年収700万円の場合の手取り額は、40〜46万円ほどになります。
単身世帯では十分な蓄えができますが、家族を持ったときには赤字になるリスクがあるため、場合によっては家賃目安を下げるなど生活レベルの見直しも必要になります。
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