賃貸マンションなどで最初から設置されているエアコンが古くて効きが悪い、または故障してしまったということはいつ起きても不思議ではありません。
この場合エアコンの交換は可能なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件でエアコンの交換は可能か、故障と判断する前に確認することや勝手に交換するリスクについて解説します。
賃貸物件でエアコンの交換はできる?
結論から言うとエアコンの交換は可能であり、まずは大家さんや管理会社に相談する必要があります。
故障した場合やエアコンの耐用年数である6〜10年を超えて古くなっている場合、交渉次第で交換してもらえる可能性があります。
しかし交換には、エアコンがその物件の付帯設備として設置されていることが条件です。
設置されているエアコンは大家さん側が設置した付帯設備なのか、前の入居者が自費で設置して残していった残置物なのかによって誰が費用を負担するのかが変わってきます。
もしもエアコンが残置物の場合は、大家さんには管理責任がなく修繕義務が発生しないので、自費で修理または交換することになってしまうのです。
エアコンが付帯設備であるかどうかは、賃貸借契約書で確認しましょう。
賃貸物件でエアコンが故障したと思ったら何をするべき?
エアコンが部屋の付帯設備の場合は、まず大家さんや管理会社に連絡します。
ただし、連絡する前に本当に故障かどうかを確認しましょう。
よく故障と勘違いしやすいのが、リモコンの電池切れや故障、室外機の周辺に余計なものが置かれている、エアコンが霜取り運転中であるといったことがあげられます。
一見わかりやすいようで意外に見落としやすいポイントでもあるので、リモコンや室外機の周辺をまずチェックすることからはじめましょう。
霜取り運転は、室外機の周囲についた霜を取るために作動するもので、雪の降る日や大幅に気温が下がった日に起こりやすいです。
該当する気候の場合は、10〜20分ほど時間をあけてエアコンの運転が再開されないか様子をみましょう。
賃貸物件で勝手にエアコンを交換するとどうなる?
大家さんや管理会社の許可を得る前にエアコンを交換した場合、費用は自己負担になってしまいます。
エアコンは大家さんの所有物ですから、たとえ故障でも勝手に交換することはできません。
交換の必要がある場合は、まずは焦らず、大家さんと交渉することからはじめてみてください。
故障のように明らかな理由がある場合は大家さんが費用を負担しますが、単に「古くなった」のように理由が明確ではない場合は断られる可能性もあるので、交換理由ははっきりさせておくのが無難です。
まとめ
エアコンが故障したと思ったときは、まずは本当に故障なのかどうかを確認して大家さんや管理会社に連絡しましょう。
交換費用の負担はエアコンが付帯設備か残置物であるかによって変わります。
いずれにしても、必ず大家さんや管理会社に交換の理由と必要性を相談し、勝手に交換しないようにすることが大切です。
私たち和光地所 株式会社 本店は、東灘区の物件を中心に取り扱っております。
お客様のニーズに沿った「最適・最善」なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
和光地所 株式会社 本店 メディア担当
東灘区やその周辺エリアでファミリー向けの賃貸・売買物件をお探しでしたら、ぜひ和光地所株式会社にお任せください。東灘区を中心に神戸市・芦屋市・西宮市の不動産情報も多数取り扱っており、ブログでも賃貸物件などに関する記事をご紹介しています。